常連の社会人プレーヤーから張り替えのご依頼をいただきました。
現在世界ランク1位のNovak Djokovic(ノヴァーク・ジョコビッチ)
お客様のジョコビッチ愛が日に日に上がっているのはわかっていましたが
ついに突き抜けた感じです(笑)
実際にジョコビッチがどんなラケットを使っているのか。。。。
HEADの市販品と試合や練習の映像を比べると、
「違いそうだなぁ~特に最近は」
くらいは私も感じてましたが、
お客様はかなりリサーチされたようで、すごい詳しかった。
このリサーチのために英語をマスターされたとか(冗談っす)
海外ルートで入ってきたラケットを
国内でのカスタマイズを経て
当店にやってきました!!!!このような貴重のラケットの張りをご依頼いただきメチャうれしいっす。
100平方インチはないです、95平方ということです。
マッド系でなく光沢のある仕上がり。
フレームもスロート部分も含めてボックス系の形状に見えます。
「SPEED」としか書かれてないですね レア感たっぷり!
バランスやフレームの長さ、総重量も国内でカスタマイズされたとか。
一体いくらかかってるのか!!?
聞いたんですが、あまりに高額なため非公開ということでした。。。。残念。
私の感想だと、最新のラケットというより何年も前のラケットという印象。
グロメットの穴の形状もバンパーも。
そしてプロストックということでしたが、市販品よりも粗削りというか、、、
グロメット穴の周りに、フレームに穴をあけたときのカスがそのままついているとこもあって。
ストリングは
縦 babolat VS Team (バボラ VSチーム)
横 SIGNUM PRO Poly Megaforce(シグナムプロ ポリメガフォース)
53ポンド
ナチュラルには妥協せず。ジョコビッチに近いセッティング。
プロは最新テクノロジーかどうかよりも気に入ったフィーリングは最重要なのかなぁ
最新モデルは最近では2年ごとに発売されることが多くなってきた市場ですが、
考えてみれば、新製品になった都度都度そのラケットが気に入ったラケットになるのかは、プロ1人1人それぞれ。
メーカーさんはどの程度、個別対応しているのか。。。大変そうだなぁ
ビジネスを回しながら選手にも最高のサポートをしているからこそテニス界が盛り上がるのだろうな。
世界に1本しかないラケット。
いやー超緊張したなぁー!!
enjoy!