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どうすれば最適なストリング環境をご提供できるのか。
はじめてご利用されるお客様はとくにお互いの情報が少ないため難しさがあります。
動画や併設店のオートテニスでプレーを見せていただくのもとても有効です。
最も大事なのはお客様とお話しすることで最適なものを浮き彫りにしていくことです。カウンセリングに近いものに感じてます。
また継続してお付き合いさせていただくことでお客様とのコミュニケーションが深まり、より良いご提案ができるようになる。そんな関係をめざしております。
このページでは、当店で実際にお客様とのお話しの中でご質問させていただいている内容を公開します。
ご来店前にお読みいただくとよりスムーズに適切なサービスにつながりますのでぜひご協力をお願いします。
いつもはどんな環境でテニスされてますか?
「テニススクール」「部活」「テニスクラブ」「サークルテニス」「夫婦でテニス」「壁打ち・オートテニス」「大会中心」などご自身が楽しんでいる主な環境を教えていただいてます。
テニスは相手から飛んでくるボールを打つスポーツ。自分のプレーは環境で大きく変わってきます。
例えば30代の男性でハードヒッター
全力でプレーできる環境であれば2~3回のプレーでストリングを切ってしまう方だとします。ですが今は初心者の女性に教えながらプレーしていて、それ以外はテニスしていない状況だとします。
その方にご提案するストリングは女性とのテニスに合ったセッティングを優先したいと考えます。
例えば、耐久性は重視せず、反発力もありテンション維持性能が高いものをおすすめします。
切れにくい硬い素材のものは自分と同じレベルの方とプレーするときは最適であっても初心者の女性とプレーするときはもっと反発があってあまりスイングせずに打てる方が適している可能性があります。
プレーはテニス環境に大きく左右されるので、その方の筋力やパワーがすべてと考えないように気を付けています。
当店のお客様で多い例としては
一般男性がテニススクールに入りテニスをされている方
テニス経験が少しあり初心者ではないが、久しぶりだし自信もないので初級クラスでプレーされているケースです。
筋力もあり、スイングスピードも速い、少し慣れればスピンもかけてしっかり振り切るテニスができそう。
でも今のテニス環境はその速いスイングスピードは封印して、周りの初級者に合わせた相手の打ちやすいボールを打つことが多いわけです。
ストリングをご提案するときには、本来のスイングをイメージせずに初級者に合わせたテニスをするときに最適となるようなセッティングをご提案してます。
これを説明しないとミスマッチが続いてしまします。
本来のスイングができる環境になったらまたそのときはおっしゃってください!
またご提案しますので。
他にお使いのラケットありますか?
↓これは多すぎ(笑)
ストリングのセッティングがお決まりでない場合は、お使いのラケットすべてをストリングを切らずにお持ちいただけると助かります。
お客様のスイングスピードや当て方が今までお使いのラケットを見ることである程度感じ取ることができます。
例えばストリングにボールのフェルトが溶けているような跡があったり、縦糸、横糸にノッチ(溝)が深く入っていたりすれば、スイングスピードが速く、かつボールと厚く捉えて打っているのだと感じられます。
ガットの痛み具合や使用している期間をみて、ご提案するガットをどのくらい耐久性のあるものにすべきかを判断できます。
テニスの何が楽しくてプレーしてますか?
テニスの楽しみ方は人それぞれ!目的に応じてセッティングは変わります。
「試合に勝つこと」「自分が描いたボールが打てたこと」「みんなとわいわいケガなく長ーく続けていくこと」「誰よりも高速ショットを打つこと」「上達を実感すること」などなど正解はないのでしょう。
例えば長年、ご近所のテニス好きメンバーで週1回市営コート借りてテニスをしてい方。
「レベルを上げたい思いよりもケガなく長く続きていきたいな。」
そんな方はガットが切れてランニングコストを気にされることは少ないので、体にかかる負担が少なくなるような素材やテンションをお選びします。
テニスはやるからには細々とでもいいから上達したい方
今テーマとされているショットなど具体的にお伺いし、実現に貢献できるセッティングを考えご提案します。
ぜひお客様なりの言葉で構いませんのでおっしゃってください。
今までと変えたくない?変化を楽しみたい?
大事なのは未来。変化を求めるときは思い切ってスタッフにお話しください
やればやるほどどんどん上達していく。そんな調子がいいときもあれば、
やってもやっても先に進めず気分も停滞ムード っなーんてこともあります。
ストリングの張り替えにあたり「変化を歓迎するのか否か。」はお聞きしておきたいポイントです。
もし変化も求めるのであれば、どんな変化を期待するのか。できるだけお客様からお話しをいただけるように意識しております。
調子が悪いからこそ変えてみたい。
調子が悪いから変えたくない。
安定を得るために変えない。
安定を得るために変える。
テニス以外もお客様ご自身の人生観?性格?とも関連するものです。物事の進め方はそれぞれ違いますから。
少しでも構いません。ストリングのセッティングを変えることで上達や復調を期待する方はぜひお話しをさせてください。
よしのり
何かテーマはありますか?
苦手なバックハンドを克服したいなら、苦手を克服することを優先したセッティングをご提案してます。
同じラケットが2本以上あれば気軽にご提案できます。1本だとなかなか踏ん切りがつかないかたも多いです。
多くの方は、フォアハンドストロークが適切に打てるセッティングを考えていると思います。
ストリンガーとしてもそのイメージで進めることが多いです。
ただ別の見方も存在します。
お持ちの課題であったり目標であったり今後に対するものです。
試合にどうしても勝ちたいのであれば今の自分にフィットするセッティングでしょう。
得意なショットがしっかりと打てるラケットにすべきです。
ですが、中長期的にクリアしたいテーマがあればそれを実現するための取組みはぜひ大事にしていただきたいし、サポートさせていただきたいです。
手首・肘・肩など痛いところはありますか?
慢性的な痛みにならないようにケガを治すことを最優先にしていただきたいです。
痛みはあるのに
「いつもどおりでお願いします。」
という方はかなり多いです。
特に手首や肘などラケットに近く、小さい部位は完全治癒に時間がかかる印象があります。
痛みがあるときは教えていただきたいです。
体への負担を軽減するセッティングをご提案します。
ラケットを変えることが大事なときも多いですが、ストリングでも出来ることはあります。
まとめ
質問集を見ていただき、抽象的な質問が多い印象ではないでしょうか。
会話の糸口であったりするのであえてざっくりと伺うときが多いかもしれません。
正確な情報を得るためのYES・NO形式などありますが。
スタッフ側が気を付けているのは、過去ではなく未来です。
これからどのようなテニスをされるのか。
それに対してどのようなサポートができるのか。
今後もお役に立てるような、気づきになるようなページになるように更新してきたいと思います。
ぜひ一度当店をご利用いただければ幸いです。